夢みた

ここは旅館、ひとりで泊まりに来た、番頭さんは怖そうな女性、仲居さんは若くて可愛い女性、私がどこそこへ行く道を聞くと、私が乗ってる自転車の荷台にひょいと腰掛け、彼女は着物、ご一緒にと言う。怖そうな番頭さんが優しく、行っといでと、まるでふたりの道行きをわかってるかのように。土手をふたりを乗せた自転車はかけあがり、いまの私ではとても無理、夢だから。しばらく土手を走ると踏み切りが、私は乗ったまま振り返ると彼女は、わかってるくせに、という。ここで目覚めた。

夏目漱石太宰治の小説みたい。おかげできょうはごたごたせずに終わりました。

番頭さんと仲居さんは母子、わかってるくせに、といった目は艶っぽく20才前半にはとても見えなかった